徳島市内のビジネスホテルで一泊し、朝、7時からの食事を頂き8時に出発です。
この日は、22番札所までお詣りができれば・・・と考えております。
欲を言えば、別格霊場3番もお詣り出来たらいいのですが、時間的に無理かな?
本日最初の札所まで約40分で到着です。
今日はナビ君の案内、完璧です(笑)
第18番札所 母養山 恩山寺(ぼようざん おんざんじ)
本堂は、石段を上った高い所にあります。
本堂裏山は、自然公園となって市民の憩いの場となっているそうです。
高さ4mを超える修行大師のお顔の優しいこと。
境内では、ツワブキの花が冬の訪れを知らせています。
第19番札所 橋池山 立江寺(きょうちざん たつえじ)
寺の周辺は賑やかな門前町になっています。
ここ立江寺は、罪深い遍路、邪悪な遍路は懺悔・改心しなければ通ることが出来ない
『関所寺』とされています。
第20番札所 霊鷲山 鶴林寺(りょうじゅざん かくりんじ)
山の霊気を感じさせる仁王門。山号はインドの霊場「霊鷲山」に見立ててつけられたそうです。
阿波の三大難所にあげられている鶴林寺は標高516m、鶴林寺山の山頂付近に建ちます。
杉木立は「お鶴さん」の縁起を偲ばせるのに十分な年輪を感じさせますね。
本堂前では、青銅製の鶴 一対が出迎えてくれました^^
大師堂横に納経所がありますが、
二人の女性が座っておられ、少しお話をしました。
心安らぐ時間でした(*^_^*)
次の札所も阿波の3大難所の一つと言われてるところです。
こちらの札所は「西の高野山」と呼ばれるにふさわしい霊気に包まれています。
この寺までの道のりはロープウェイのお世話になりました。
(ロープウェイの中から撮影)
10分ほどの空中散歩を楽しみながら到着です。
第21番札所 舎心山 太龍寺(しゃしんざん たいりゅうじ)
今年7月、台風の被害で本堂が壊れてしまったようです。
新聞記事が掲示してありました(-.-)
仮本堂でお詣りをし、大師堂へと向かいました。
大師堂の裏手には、高野山奥ノ院同様の御廟があります。
ぐるりと回ってこちらでも丁寧にお詣りさせて頂きました。
いよいよ、本日最後の札所へ・・・
第22番札所 白水山 平等寺(はくすいざん びょうどうじ)
ご覧ください!最高のお天気です☀
仁王門前には托鉢の方が・・・
厄除けの男坂を上っていくと本堂です。
本堂外陣には草花が描かれた天井画が見えます。
こちらのお寺は、仁王門・本堂・大師堂・不動堂など、いずれも五色の幕がかかっていました。
男坂・女坂共に厄除け坂として一段ごとに1円玉が置かれていますね。
粋なお接待にお遍路の疲れも吹き飛びます^^
「利益救済」(恵みと救い)を平等に・・・
との願いから『平等寺』と名づけられたとされています。
さて、トントンと行くつもりが起きたり転んだりでしたが、今回のお詣りは、此処までです。
別格霊場3番札所をナビ君に案内してもらうと1時間40分くらいかかるといいます。
愛媛までの道程を考えて次回のお詣りとなりました。
一日目は大雨、二日目は晴天となった今回のお詣り
お遍路に出れば、何か偉大なものがある。そんなに感じます。
自然の中でゆったりとした時間を過ごし心の揺さぶりを覚えたりする。
素晴らしい感動でもあります。
次回のお遍路がまた楽しみです(^.^)
長いお遍路の旅、お付き合い頂き有難うございました。感謝します(合掌)